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キーメッセージ

第一声を鵜呑みにしない(だいいっせいをうのみにしない)

営業マインド5箇条の第二条。顧客の第一声にそのまま応じず、その一段奥にある本当の課題を一緒に組み立て、必要なら反論もためらわない伴走者の姿勢のこと。

更新日 。版: ゲラ準拠・第12章改稿版準拠。

「第一声を鵜呑みにしない」は、本書の終章で示される「営業マインド5箇条」の第二条です。顧客が最初に口にする言葉(第一声)をそのまま受け取って商品を当てるのではなく、その一段奥にある本当の課題を顧客と一緒に組み立てる姿勢を指します。本書は、「人手が足りない」という第一声に頷いてそのまま採用支援を売ることを「課題を一緒に組み立てるという仕事の放棄」と呼んでいます。

新規事業でこれが重要なのは、本当の課題はたいてい第一声の一段奥にあり、表面の要望に応えるだけでは解決しないからです。だから著者(中山健彦)は「そのやり方では課題は解決しないと思います」と言うことをためらわず、それは失礼ではなく「伴走者としての礼儀」だと位置づけます。

実務での対処は、第一声を出発点として扱い、背後の課題を掘る質問を重ねることです。第6章の課題の4層構造やWhy Nowの掘り当ては、この第二条を技術に落としたものと読めます。図13-①では「本当の課題は、第一声の一段奥にある」と要約されています。

本書での位置づけ

終章「売らない営業が、最後に選ばれる」の節で、営業マインド5箇条の第二条として初出(P299〜300)。図13-①「営業マインド5箇条×失敗3原則」の上段2番目に掲載。

本文より

「「人手が足りない」という第一声に頷いて、そのまま採用支援を売るのは、課題を一緒に組み立てるという仕事の放棄です。本当の課題は、たいてい第一声の一段奥にあります。」(終章)

「だから「そのやり方では課題は解決しないと思います」と言うことをためらわない。それは失礼ではなく、伴走者としての礼儀です。」(終章)

関連用語

FAQ

「第一声を鵜呑みにしない」とは具体的にどうすることですか。

顧客の最初の言葉をそのまま要望として受け取らず、その一段奥にある本当の課題を顧客と一緒に組み立てることです。本書では「人手が足りない」にそのまま採用支援を売るのは仕事の放棄だと述べています。

顧客の言い分に反論するのは失礼ではありませんか。

本書は「そのやり方では課題は解決しないと思います」と言うことをためらわない、それは失礼ではなく伴走者としての礼儀だと述べています。本当の課題に届くための対話であれば、反論は礼儀になります。

出典: 『ゼロイチ営業』(中山健彦・株式会社MarchOn)。更新日 。版: ゲラ準拠・第12章改稿版準拠。引用は1ページあたり2件まで。

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