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キーメッセージ

兆しが見えたら、広げず、絞れ(きざしがみえたら、ひろげず、しぼれ)

再アポや他部署の同席など複数の兆しが見え始めたとき、間口を広げるのではなく兆しの出ているセグメントに絞り込み、そこで勝ちきってから広げるという本書の行動原則のこと。

更新日 。版: ゲラ準拠・第12章改稿版準拠。

「兆しが見えたら、広げず、絞れ」とは、複数の兆しが見え始めたとき、ターゲットを広げるのではなく、兆しの出ているセグメントに商談と検証を集中させるという第7章の行動原則です。広げるのは、そのセグメントで勝ちきってからです。

この段階で多くのチームは2つの誤りのどちらかに踏み込みます。売上ゼロに引きずられて兆しを見逃す誤りと、「手応えが出てきたから間口を広げよう」と業界を増やし、広告や展示会に出てバーンアウト・ループを回し始める誤りです。第5章で絞ったビーチヘッドは市場に出る前の仮説にすぎないため、新規事業の営業は、仮説で市場を絞り、市場に出た事実(兆し)で絞り直す往復作業になります。

本書は、複数社で同じ行動と購入理由が確認できた段階で、対象業界・提案内容・開発の優先順位を集中させてよいとします。絞ったら、そのセグメントへ価値ヒアリングを集中投下し、なぜ前のめりなのか、誰の予算でどの稟議ルートで買うのかを分析します。ここから最初の勝ちパターンの原型がたまっていきます。

本書での位置づけ

第7章「兆しが見えたら、広げず、絞れ」(P178〜180)。図7-① 兆しの二方向マトリクスでは、顧客の行動と市場の状態の両方の兆しが同時に出始めたときが「絞る」タイミングと整理される。ルール4の後半の実践部分。

本文より

「正解は、兆しが見えたら、兆しの出ているセグメントに絞り込む。広げるのは、そのセグメントで勝ちきってからです。」(第7章)

「つまり、新規事業の営業は「仮説をもとに市場を絞り、市場に出た事実(兆し)をもとに絞り直す」という往復作業になります。」(第7章)

関連用語

FAQ

兆しが見えたら市場を広げてはいけないのですか?

本書は、手応えを理由に業界を増やし、広告や展示会に出て間口を広げることを、バーンアウト・ループが回り始める誤りとします。まず兆しの出ているセグメントの商談と検証を増やし、複数社で同じ行動と購入理由が確認できてから対象業界や提案内容を集中させます。

役員に「市場を自分から狭めるのか」と問われたらどう答えますか?

本書が紹介する大手製造業チームの事例(複数案件を合成した描写)では、リーダーが「狭めるのではありません。まずは、買う理由が実在すると確認できた場所から、順番に取りにいくのです」と答えました。数か月後、最初の有償契約は兆しの出ていた食品業界から生まれています。

出典: 『ゼロイチ営業』(中山健彦・株式会社MarchOn)。更新日 。版: ゲラ準拠・第12章改稿版準拠。引用は1ページあたり2件まで。

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