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独自用語

買われる仕組み(かわれるしくみ)

売れない根本原因は営業力やプロダクトではなく、これが設計されていないことにあるとする本書の中核概念で、「誰に・なぜ今・どう買ってもらうか」を売る前に定めた構造のこと。

更新日 。版: ゲラ準拠・第12章改稿版準拠。

「買われる仕組み」とは、個人の売る努力ではなく、「誰に・なぜ今・どう買ってもらうか」を売る活動の前に設計した構造のことです。書名でもある本書の中核概念で、「はじめに」の命題①は、新しい商品が売れない根本原因は営業力やプロダクトの問題ではなく、この仕組みが設計されていないことにあると宣言しています。

著者(中山健彦)は1社目で、デモは好評なのに受注ゼロだった経験から「良いものを作れば売れる」を幻想と認めました。自分でこなせた商談は最も多い時期でも月30回ほどが限界でしたが、組織として作った仕組みは著者がいなくても商談を生み続けました。個人の努力量には天井があり、仕組みはそれを超える。設計に成功すれば、売上は個人の稼働時間から切り離されます。

本書はこの一点を構造とルールに落とし込む本と位置づけられ、第3章末の「売るな、設計せよ」から7つのルールへ展開します。終章では営業マインド5箇条をその設計思想そのものとし、最初の一歩チェックリストを設計する側への第一歩と結びます。

本書での位置づけ

初出は「はじめに」P6〜7。P12〜13の命題①で本書の土台として提示され、序章末「『売る努力』を『ゼロイチ営業』に変えるには」(P28〜29)で主題化。第3章末「売るな、設計せよ」(P98〜100)、第12章(6つの期は同じ道のりを「買われる仕組み」の側から区切ったもの、P282)、終章の営業マインド5箇条(P299〜300)と図13-② 最初の一歩チェックリスト(P307〜308)へつながる。

本文より

「しかし、根本的な問題は、営業が下手だからでも、プロダクトが悪いからでもありません。「買われる仕組み」が設計されていないからです。」(はじめに)

「しかし「買われる仕組み」の設計に成功したとき、売上は個人の稼働時間から切り離され、事業はスケーラビリティ(拡張性)の壁を超え始めます。」(序章)

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FAQ

営業を頑張っているのに売れないのは、この仕組みがないからですか?

本書はその可能性が高いと見ます。序章では、売る努力そのものは重要だが、問題は努力の総量ではなく努力が仕組みに変わっていないことだとし、第3章末では、新規事業の営業への正しい投資は「人員の増強」より先に「買われる仕組みの設計」だと結んでいます。

買われる仕組みは、具体的に何から作り始めればよいですか?

本書は第3章末で7つの設計ルールを示し、第4章以降で章ごとに解説します。終章の最初の一歩チェックリストでは、会うべき人を一人だけ実名で書く、その人への連絡を一件送る、断られた商談を一件だけ一枚に記録する、の3つの行動から始めるよう勧めています。

出典: 『ゼロイチ営業』(中山健彦・株式会社MarchOn)。更新日 。版: ゲラ準拠・第12章改稿版準拠。引用は1ページあたり2件まで。

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