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キーメッセージ
売って終わりにしない(うっておわりにしない)
営業マインド5箇条の第五条。売ったあとの成果に責任を持って伴走するからこそ最初の1社が次の10社を連れてくるという、契約後を起点に事例と信頼を生む姿勢のこと。
更新日 。版: ゲラ準拠・第12章改稿版準拠。
「売って終わりにしない」は、本書の終章で示される「営業マインド5箇条」の第五条です。契約を取った時点を営業の終わりとせず、売ったあとの成果に責任を持って伴走する姿勢を指します。本書は「売ったあとの成果に責任を持って伴走するから、最初の1社が次の10社を連れてきてくれるのです」と述べ、事例も信頼も「契約書ではなく、その伴走の中から生まれます」と言い切っています。
新規事業で重要なのは、実績ゼロの事業にとって最初の顧客の成果こそが、次の顧客を呼ぶ証拠になるからです。著者(中山健彦)は、事業を譲渡したあとも、知る限り初期のお客様からの解約はなかったと書いています。導入後の伴走が、解約を防ぐだけでなく、事例と紹介という次の営業資産をつくることを示す記述です。
実務では、導入後の成果に責任を持ち、そこから事例や紹介が生まれる流れを第10章・第11章の考え方につなげることが対処です。図13-①では「導入後も伴走する。最初の1社が次の10社を連れてくる」と要約されています。
本書での位置づけ
終章「売らない営業が、最後に選ばれる」の節で、営業マインド5箇条の第五条として初出(P300)。図13-①「営業マインド5箇条×失敗3原則」の上段5番目に掲載。本文は第10章を参照先として示す。
本文より
「売ったあとの成果に責任を持って伴走するから、最初の1社が次の10社を連れてきてくれるのです(第10章)。」(終章)
「事例も信頼も、契約書ではなく、その伴走の中から生まれます。」(終章)
関連用語
図版・フレーム名
営業マインド5箇条
(えいぎょうマインドごかじょう)
著者が営業マネージャー時代から手放さずにいる、売らずに選ばれる/第一声を鵜呑みにしない/応援を設計する/点ではなく線で付き合う/売って終わりにしない、の5つの心得のこと。
キーメッセージ
最初の1社を、次の10社に変える
(さいしょのいっしゃを、つぎのじっしゃにかえる)
最初の有償顧客を放置せず、導入後の成果に伴走して語れる事例にすれば、その1社が次の10社を連れてくるという、第11章の副題であり本書の主張のこと。
キーメッセージ
事例が事例を呼ぶ
(じれいがじれいをよぶ)
最初の1社の事例に反応して来た「似た会社」を次の事例候補にし、事例が次の事例を生む循環のこと。事例は振り返って書くものではなく、最初の商談から設計して作るという第11章の命題。
図版・フレーム名
顧客が「営業チーム」になる4つの経路
(こきゃくがえいぎょうチームになるよっつのけいろ)
すでに買ってくれた顧客が担える営業行為を、紹介・事例・発信・リファレンスの4つに整理した、第11章の図11-①の枠組みのこと。
ツール・シート
勝ちパターン整理シート
(かちパターンせいりシート)
受注や強い兆しの直後に、Who・What・Why Now・Howの4つの型と検証予定を1ページに書き留め、個人の勝ち方を組織の型へ育てるための本書のシートのこと。
キーメッセージ
応援を設計する
(おうえんをせっけいする)
営業マインド5箇条の第三条。実績ゼロの時期に顧客が買うのは挑戦の物語であることがあるが、想いを語るだけでは足りず、相手に「役」を差し出し参加が報われる形まで作ること。
FAQ
「売って終わりにしない」と、単なるアフターフォローは何が違いますか。
本書が言うのは、売ったあとの成果に責任を持って伴走することです。その伴走の中から事例も信頼も生まれ、最初の1社が次の10社を連れてくると述べています。契約後の対応そのものが次の営業になります。
導入後の伴走は本当に次の受注につながりますか。
本書は、著者が事業を譲渡したあとも、知る限り初期のお客様からの解約はなかったと書いています。事例も信頼も契約書ではなく伴走の中から生まれるというのが、本書の主張です。
出典: 『ゼロイチ営業』(中山健彦・株式会社MarchOn)。更新日 。版: ゲラ準拠・第12章改稿版準拠。引用は1ページあたり2件まで。