キーメッセージ
挑戦する人の武器(ちょうせんするひとのぶき)
営業とは、実績がなくても人脈がなくても学んだ人から使える武器であり、何者であるかを問わず、これから何をするかだけを問う武器だという本書の結論のこと。
更新日 。版: ゲラ準拠・第12章改稿版準拠。
終章の章題「営業とは、挑戦する人の武器である」が示す本書の結論です。著者(中山健彦)は商談の約7割で断られてきたが、それでも営業を心から誇りに思うのは「挑戦する人の武器」だからだと書いています。実績がなくても、人脈がなくても、学んだ人から使える武器。何者であるかを問わず、これから何をするかだけを問う武器です。
著者は営業の才能に恵まれず、断られながら覚えた技術で二度、実績ゼロから事業を立ち上げました。本書の技術は主に断られた商談から抽出され、すべて「才能がなくても再現できる形」に磨かれています。だから「営業に、才能はいりません」と言い切り、日本の企業に眠る「まだ売り方を設計されていない良いプロダクト」を世に出す最後の一押しを担うのは読者だと説きます。
終章が読後に求めるのは決意表明ではなく行動です。「会うべき人」を一人だけ書く、連絡を一件だけ送る、断られた商談を一件だけ記録する最初の一歩チェックリストにつながり、本書は「その武器は、もうあなたの手の中にあります」と結ばれます。
本書での位置づけ
終章の章題(P298)。節「才能はいらない。明日、誰に会いに行くか」(P306〜309)で展開され、本書の結びの一文(P309)と「おわりに」(P310)で反復される。「はじめに」で語られる著者の経歴(実績ゼロからの出発、約7割断られた商談)と対をなす。図13-②「最初の一歩チェックリスト」に接続。
本文より
「それでも営業という仕事を心から誇りに思うのは、これが「挑戦する人の武器」だからです。実績がなくても、人脈がなくても、学んだ人から使える武器。あなたが何者であるかを問わず、これから何をするかだけを問う武器です。」(終章)
「その武器は、もうあなたの手の中にあります。さあ。明日、誰に会いに行きますか?」(終章)
関連用語
図版・フレーム名
最初の一歩チェックリスト
(さいしょのいっぽチェックリスト)
終章の図13-②で示される、読後すぐに実行する3つの行動のこと。会うべき人を一人だけ実名で書き、連絡を一件だけ送り、断られた商談を一件だけ一枚に記録する。
独自用語
実績ゼロ
(じっせきゼロ)
導入実績も事例も人脈もない状態から新しいものを売らなければならない時期や立場を指す、本書全体が想定する営業の出発点のこと。
独自用語
会うべき人
(あうべきひと)
会いやすさではなく、購入の意思決定を動かせるか(Promoter・Authority)と新しさへの態度(アーリー性)で選ぶ、最優先で会う相手のこと。「会える人」の対概念。
図版・フレーム名
営業マインド5箇条
(えいぎょうマインドごかじょう)
著者が営業マネージャー時代から手放さずにいる、売らずに選ばれる/第一声を鵜呑みにしない/応援を設計する/点ではなく線で付き合う/売って終わりにしない、の5つの心得のこと。
図版・フレーム名
失敗3原則
(しっぱいさんげんそく)
「さっさと失敗する」「失敗から学ぶ」「次の打席で活かす」の3つからなる、挑戦を続ける人の行動原則。同じ失敗を同じ形で繰り返さないことを条件とするもののこと。
独自用語
買われる仕組み
(かわれるしくみ)
売れない根本原因は営業力やプロダクトではなく、これが設計されていないことにあるとする本書の中核概念で、「誰に・なぜ今・どう買ってもらうか」を売る前に定めた構造のこと。
ページはまだない: 営業に才能はいらない
FAQ
営業の才能がなくても、本書の方法は再現できますか?
本書は「営業に、才能はいりません」と明言します。著者は断られながら覚えた技術で二度、実績ゼロから事業を立ち上げ、本書の内容はすべて「才能がなくても再現できる形」に磨かれています。学べば誰にでもできる、というのが本書の立場です。
本書を読み終えたら、最初に何をすればよいですか?
決意表明ではなく行動です。①「会うべき人」を一人だけ実名で書く、②その人に会うための連絡を一件だけ送る、③直近で断られた商談を一件だけ一枚に記録する。この3つが、待つ側から設計する側への最初の一歩です。
出典: 『ゼロイチ営業』(中山健彦・株式会社MarchOn)。更新日 。版: ゲラ準拠・第12章改稿版準拠。引用は1ページあたり2件まで。